米国生活必需品セクターETF(VDC)とは
米国の生活必需品セクターの大型株、中型株、小型株で構成されるインデックスと同じ投資成果を目指すETF。
生活必需品セクターの企業は、売り上げが景気動向に左右されずらいディフェンシブ銘柄。
不景気時にも業績が悪化しずらい。
経費率 0.1%
配当利回り 2.71%
組み入れ銘柄 92銘柄
手数料は少し高め
VDC構成銘柄
成熟企業が多め。(P&Gやコカ・コーラなど)
手堅い業績を期待できる企業に投資できるのがVDCのメリット。
VDCのセクター比率
家庭用品 22.9%
清涼飲料水 20.1%
放送食品・肉 17.4%
大型スーパーマーケット 12.6%
タバコ 10.2%
景気が悪くなっても売り上げが落ちこまない業種で構成されている。
株価は急上昇することは見込めないためインカムゲインを目的とした投資。
今後世界の人口は増えていくため売り上げは伸びる。
とにかく金融ショックや不景気時に強い。
バンガード・米国高配当式ETF(VYM)について
VYMとは、配当水準が比較的高い米国株式で構成される指数と同等の投資成果を目指したETF。
高い配当利回りの大型株を中心に構成されている(REITは含まない)
不景気でも業績が落ちにくいディフェンシブな銘柄が多いので長期投資に向く。
VYMの基本データ
・信託報酬 0.06%
・配当利回り 3.34%
・組入銘柄数 420銘柄
特徴
・構成銘柄が多い。
HDV,SPYDの構成銘柄は80銘柄でセクターにも偏りがあるため、それらに比べると分散が聞いてる。
・信託報酬が低い
0.06%と他の米国ETFと比べても非常に低い。
・高い配当利回り
2.5%~3.5%
米国株があがると配当利回りが下がる。
VYMの構成銘柄
JNJやPGなど日本でもなじみのあるグローバル企業が上位をしめる。
GAFAMは無配当なので組入れられてない。
配当金が低くなったりすると除外される。
VYMのセクター比率(10%以上)
金融 18.7%
ヘルスケア 15.0%
消費財 13.9%
資本財 10.0%
幅広いセクターに分散。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)について
VTとは「世界中の株式銘柄への分散投資」できるETF(上場投資信託)。
・投資先の国:40か国以上
・投資先の銘柄:8000以上
VTの構成銘柄の中で構成割合が1%を超えている会社は
1、グーグル
2、アップル
3、フェイスブック
4、アマゾン
5、マイクロソフト
のGAFAMと呼ばれる世界トップのIT企業。
VTへの投資は今伸びている企業に投資ができるだけではなくこれから伸びる企業にも投資ができる銘柄。
VTのセクター割合(10%以上のみ)
金融 18.3%
資本財 12.9%
消費サービス 12.4%
ヘルスケア 12.2%
消費財 10.6%
と、少し偏る。
VTの国別の割合
米国 56.7%
日本 7.5%
中国 4.6%
英国 4.1%
スイス2.7%
と、米国が大半。
純資産総額約1.4兆円。
経費率は0.08%とかなり低い。
配当利回りはおよそ2%
VT特徴まとめ
・40か国、8000銘柄以上に分散投資
・セクターと投資先市場の偏りはある
・純資産総額は1.4兆円と十分
・経費率は現在0.08%と低め
・市場価格、分配金は右肩あがり
・分配金利回りは税引前2%と低め